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私は墓場にやってきた
空はもうすっかり明るくなっていた
あたりに人の姿はなく
鳥の鳴き声だけが聞こえていた
そして私はあるお墓の前にしゃがみ込む
その墓石にかかれているのは
愛しい恋人の名前...
『リオン・リーブル』の文字
「リオン....。ごめんなさい....。」
私はいつもこうだ。
いつもいつもリオンの所に来ては
泣きながら謝るんだ...。
「弱いよね、私って...。」
スタッ
ふと私の背後に人の気配がするのに
気がついた
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