俺の日々-1-

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【未来滞在1日目】 (2053年5月4日) この日、初めて未来の世界で朝を向かえた俺だが、2007年に騒がれていた『地球温暖化』は、未来の最新技術によってすでに改善されており、現代(※ここで言う『現代』とは、2007年現在のことである。)よりも、空気がうまかった。 午前07:00 気持ちの良い朝を迎えた俺だが、昨日の昼から何も食べていないので、非常に腹がへっていた。(心の中では、『非常に腹がヘップバーン』とか言っていた)その旨警察のあんちゃん(昨日俺を発見した人)に話をすると、「よし、わかった」と言って何処かに行ってしまった。 待つこと1分30秒。あんちゃんは、ラーメンらしき物を持ってやってきた。どうやら未来では、カップラーメンは、1分30秒で出来るらしい。 腹ごしらえを終えて、外に出ようとしたら、いきなりあんちゃんにとめられた。あんちゃんいわく、ここには、62歳くらいになった俺がいて、そいつに会ってはマズイそうだ。 仕方がなく、部屋に戻ってみると、机の上に置き手紙があった。 どうもこれから一週間の予定表らしい。 この予定表どうりだと、今日は身体測定があるそうだ。まさか、学校以外の場所で(しかも警察で)身体測定をされるとは思いもしなかった俺は、言われるがままに。測定をされた。(なぜ身体測定をするか聞いてみたが、機密事項らしく教えてくれなかった。) 1日中警察署のなかを歩き回って測定したので、大変疲れた。今日はこれで寝る事にする。 明日はなにをするのだろうか? 次回に続く!
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