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「跡部ってさー、」
「あ?」
「頭良いけどアホだよね。」
授業が終わってすぐ、まださっきの授業担当教師がいなくならないうちに、隣の席の跡部に話しかけてみる。
最近思っていたことを言ってみれば
あーん?って、お約束の返事が返ってきて、
それ、顔が良くなきゃただのヤンキーじゃない、なんて思った。
「がっくん言ってたけどさー、あほべって言われたんだって?」
「うるせーよ」
くつくつと笑えば、じろりと睨まれる。
やあだ、こわーい!なんておどけてみても、跡部の視線は緩くはならない。
「でもさー、」
「、んだよ。」
「あほべでも、ばかでも」
「喧嘩売ってんのか」
「 私はそのままの跡部が好きだよ」
飾らない君が好き。
ま、ある意味飾りすぎだけど、
いくら飾っても頭はねー、って跡部、怖いから睨まないでってば!
end
私の夢主は可愛げないようで可愛い娘なのです(^○^)
素直なだけのヒロインじゃ、飽きるでしょ?ww
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