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(分ちゃん視点)
「う~んっ、超楽しかったね!」
気づいた時は0時過ぎていた
だから1日キャラ生活も終わったんだ!
ちょっと大変だったけど意外と面白かったな~!
わたさはうーんと伸びをするとまた歩き始める
今は帰り
え?ニーコ達?さっき別れたよ
本当は一緒に帰る筈だったんだけど、わたしは寄る所があったから別れたんだ
にしても…怖いな…ここの夜道は…
街灯壊れてるから薄暗いんだよね
おまけに冬だから…寒い
そんな事を考えてたら後ろから足音が聞こえた
静かだから余計にその音が響く
わたしは一瞬ビクッとした
べ、別に怖いわけじゃないよ!?
少し身震いするとまたスタスタ歩き始める
さっきよりはちょっとスピードを上げて
足音が早くなる
もしかして…強盗!?痴漢!?
まずい。走らなきゃ!
わたしは必死に走り出した
足音も走るように早くなる
だが足音の方が速いようた
音が近づいてくる
ついには腕を掴まれてしまった
「いや…!!話して…!!」
強盗も嫌だけど痴漢なんてもっと嫌!!
ぶんと腕を振り払おうとすると
「10代目!!オレです!!」
「……え?」
聞き覚えのある声に動きを止めた
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