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俺は母様に櫛を借り、佳奈の髪をセットする。
「たくよぉ、これくらい自分でやれよな」
「いいじゃん。それに健太も上手くなるんだし」
…人の苦労も知らずに。
一通り直したところで、ゴムで髪を縛り上げる。
「健太~そんなめんどくさい事しなくていいから~」
「いいの。これは俺の好みでやってるの!」
佳奈の髪をポニーテールにセット!
「うぅ…引っ張られる…」
「はいはい、じゃあ行ってきます」
「二人共、行ってらっしゃ~い!」
母様に見送られ、学校に登校する。
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