2日目

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Y『…M、聞こえてる?』 M『うん、Y、聞こえてるよ。』 J『M、上はまだ気がついてないよ。』 M『そっか、ありがとうJ』 C『でも気をつけてくださいねM、上に知られたら終わりですから』 M『わかってるよ、C。Y、ごめんね、無理言って。』 Y『俺達は兄弟みたいなもんだろ?弟の面倒みるくらいなんでもないさ』 J『そうだよ、それより他の死に神に見つからないようにな。Xを頼むよ、M』 M『わかった。みんな、ありがとう』 X「M?」 Mが上に定期報告をしていたんだけど、あんまり瞑想時間が長いから心配になった。 もしかして、上に知られたんじゃ…。 M「あ、ごめん、ごめん。寝てた。」 えー⁉寝てたって。 笑ってごまかすMだったけど、なんか僕は複雑な気持ちだった。 M「さてと、まずはまなちゃんのところに戻るか」 X「あぁ、うん」 M「なんだよ、好きな娘にアプローチ出来るチャンスでしょ?もう少し、喜びなよ」 X「な⁉だから⁉いつ僕が好きだなんて言ったんだよ⁉‼」 やっぱり笑って茶化すMに段々腹がたってきた。 X「もう、いい‼勝手に言ってろ‼」 僕は上空へ飛び立った。 その時の僕は知らなかった。兄弟達がたてていた計画を。 だから、飛び去る僕の背中をどんな想いでMが見詰めていたかなんて考えもしなかったんだ…。
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