16人が本棚に入れています
本棚に追加
「所属ね・・・あ~信じるかは知らないが俺は記憶喪失見たいなんだ
「はぁ?」
真面目そうな男から首を傾げたような声が聞こえる。
「あ~、やっぱり信じないよな?俺だってわけわからないんだよ、気が付いたらこんなのに乗ってるし。」
コックピットの中で腕を組み唸る。
「そう、記憶が無いの・・・」
さっきの脱力感のある台詞を言った声が聞こえた。
その声は先程とは違いはかなげな声だ。
「では、これよりあなたの援護を行います、草薙くん、彩さん、出撃準備を。」
「「あ・はい・・・・・・って!!えぇ!?」」
草薙と呼ばれた男とまた別の女の子から(恐らく彩と言う)の驚きの声が出た。
「あら?まさか本当に女の子が艦長か?」
さっきの会話で薄々感じていたがコックピット内で驚く。
「そうよ、この戦艦の艦長、秋野 桜と言います、貴方は名前は思い出せてますか?」
「名前ねぇ・・・ここに書いてある名前が恐らくそうだ、俺はディアルだ、ディアル・カルオス。」
最初のコメントを投稿しよう!