ACT 1

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「所属ね・・・あ~信じるかは知らないが俺は記憶喪失見たいなんだ 「はぁ?」 真面目そうな男から首を傾げたような声が聞こえる。 「あ~、やっぱり信じないよな?俺だってわけわからないんだよ、気が付いたらこんなのに乗ってるし。」 コックピットの中で腕を組み唸る。 「そう、記憶が無いの・・・」 さっきの脱力感のある台詞を言った声が聞こえた。 その声は先程とは違いはかなげな声だ。 「では、これよりあなたの援護を行います、草薙くん、彩さん、出撃準備を。」 「「あ・はい・・・・・・って!!えぇ!?」」 草薙と呼ばれた男とまた別の女の子から(恐らく彩と言う)の驚きの声が出た。 「あら?まさか本当に女の子が艦長か?」 さっきの会話で薄々感じていたがコックピット内で驚く。 「そうよ、この戦艦の艦長、秋野 桜と言います、貴方は名前は思い出せてますか?」 「名前ねぇ・・・ここに書いてある名前が恐らくそうだ、俺はディアルだ、ディアル・カルオス。」
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