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「なにっ!?」
突然敵は後ろに下がりウルファーに踵落としを決めた。
「ぐぉあ!?」
さらにもう一人の機体が剣の峰でウルファーを叩く。
二回の強い衝撃が機体が激しく揺らす。
「・・・」
敵はそんなウルファーを冷たく見つめる。
「ぐ・・・敵は量産機だぞ!?」
ウルファーが体制を立て直すが。
「!!!」
待ってました、とばかりに敵はコックピットにサンダーステッキ(魔術により電圧を与える根)を叩きつけた。
「ぐぁぁぁぁ!!!!!!」
さっきよりも大きく機体が揺れてコックピット内からガン!ガン!と頭をぶつける音が響く。
「・・・」
敵はコックピット内でニヤリと笑う。
もう一機がトドメを刺そうとサンダーステッキを振りかざすが。
「!!!」
WWが終わり辺りに青空が広がる。
「!?」
そして自分の通信機に通信が入る。
「ちっ・・・」
距離的に少し遠いが近くに戦艦があるのがわかると二体は飛び去っていった。
「・・・・・・」
そしてウルファーはそのまま下に墜落していった。
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