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「え~っと。この白いのと茶のバッグ借りていくから、お姉ちゃんによろしく言っといてね♪」
俺と目を反らしたまま、それだけ言い残すと帰ろうとした。
俺はとっさに妹の両肩を掴んで
「ちょっ、待って!
あっ、あの…その……さっきのはごめん。
なっ、なしで…
いや、忘れて欲しいんだけど・・・」
動揺しまくりで俺は言った。
妹は少し気まずそうに俺を見つめ返し…
「う~ん。そ、それはいいよ。気にしないから。
まぁ、お姉ちゃん妊娠してて出来ないもんね?仕方ないよ」
と言ってくれた。
その瞬間、少しホッとしたのと同時に気がついた。
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