早川 春

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  お母さんは一人暮らしを 大賛成した。 けして裕福ではなかった 家庭が一瞬にして変わった。 あたしの知ってる お母さんはいなくなった。 中学時代まで作っていてくれた 優しい味付けのご飯の代わりに 毎月通帳にお金が積もる。 もう連絡すらとっていない。 、
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