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チャリを走らせて数分…
コンビニに着くと、ソイツはもう来ていた…
黒のジーパンにブーツ、革ジャンと、高校生には見えない、どこか大人っぽい雰囲気を醸し出していた…
??「やっと来たか
遅いぞ」
いや、メールあってから、数分しか経っていませんが?
と突っ込みたくなるのを抑える。
そんな奴の名は南 海人。
中学の時から共にクルマ好きだったため、比較的、仲が良い。
紘輝「…で、なに?」
海人「おまえハチロクで、そこら走ってるやろ?」
驚いた。
確かに近所の広場で練習していたので、いつかはバレると思っていたが、実際バレてしまうと緊張する。
紘輝「あ、ああ…」
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