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『~♪』
私は神田魅槻っていうの!!
いつもはお稽古で忙しくてうんざり、なんだけどねっ…お父様が今日は特別だよ。ってフリーにしてくれたのよ!!
だから私はお庭でメイドさん達とお茶会♪
「魅槻お嬢様…」
『ん??』
聞き慣れた声がしてバッと後ろを向くと私の執事、緋水が立っていた。
『どうしたの??』
「お嬢様にお客様ですよ。」
『私に…??』
せっかくフリーだったのに…っ!!という気持ちを込めて緋水を睨んだ
「…………」
これが、無言の圧力というやつなのね…っ!!
『…………、はぁーい。』
「お返事は伸ばさない。」
『っはい!!これでいいんでしょ??』
はいお嬢様。と言って私を抱き上げた緋水。
緋水に抱き上げられて上機嫌な私。
ってあくまでお姫様抱っこよ!?!?高い高いとか、そんなんじゃないからっ!!
え??何で抱き上げられてるかって??
実はね、私…足が不自由なのよ。
いつもは車椅子なんだけど…ね。
『さぁ、早くして頂戴。』
「御意。」
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