幻想庭園

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色褪せる程に鮮明で だけどそれは儚げで… 哀しみと 寂しさと それと少しの郷愁が 切なく胸を締め付ける わたしはそっと門を開ける 噎せ返るような 花の薫り 冷たく優しい 月の光 わたしはそっと瞳を閉じる このまま 数えきれない幻想と夢の中で 永遠の眠りにつきたい
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