いい整体師、悪い整体師

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どうもなんとなく人を揉むのは好きだったようです 仕事を辞めた機会に整体の学校へ通うことにしました 初日に分厚い教科書を渡され 帰りの車で、これを勉強するのかと目の前が真っ暗になったのを覚えています まあ実際は、その教科書の一部分しかやらなかったのですが…… それは置いておいて こんな大変なものを勉強するんだから、それはそれは凄いんだろうと期待に胸を膨らませておりました ところが… 毎日、練習して、半分は練習台として揉まれます たまには先生の台として、やってもらえる事もあります なのに、ちっとも私の腰は、よくなりません 先生の体を借りて練習させてもらうと、私の体以上にこっている これは何かおかしいぞ そこから私の長い旅は始まりました……
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