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六 子ども手当制度の「モラル・ハザード対策」について
①赤ちゃんポストの是非について、鳩山内閣総理大臣の見解を伺う。
②子ども手当の支給を受けるために子どもを何人も産み、その後、赤ちゃんポストに捨てるという痛ましい事件も起こりうる可能性がある。子ども手当制度の導入に当たっては、赤ちゃんポストの在り方と併せて議論を進めていくべきだと考えるが、鳩山内閣総理大臣の見解を伺う。
③鳩山内閣総理大臣は、高額の子ども手当の支給、鳩山内閣が復活させる母子加算、父子家庭への児童扶養手当支給などがモチベーションとなって偽装結婚や婚外子が増加する可能性はあると考えるか。それとも皆無と考えるか。
④私は既に、裁判所の調停委員から、子ども手当、生活保護、母子加算などによって自活の目途が立つことを理由にした離婚の申し立てがなされた事実を聞かされているが、鳩山内閣では、このような実情について、何らかの調査を行っているか。
⑤子ども手当に関する「モラル・ハザード対策」について、鳩山内閣で議論したことはあるか。あるとすれば、議論の内容と予定している「モラル・ハザード対策」について回答されたい。仮に議論をしたことがないとすれば、その理由について回答されたい。
⑥子ども手当については、育児以外の支出に充当される可能性についても指摘がなされている。新聞で報道された子ども手当関連法案の骨子によると、「受給者の責務」として「子ども手当の趣旨に従って用いなければならない」としている。「子ども手当の趣旨」とは何か。
⑦前問の受給者の責務は、単なる努力規定なのか、義務規定なのか。受給者が「子ども手当の趣旨」以外に使用した場合には、手当の返還を求めるなどの措置をとるのか。
⑧前問に関して、「子ども手当の趣旨」に従って用いたか否かについては、具体的にどのような方法で確認をするのか。
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