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『だから…』
不意に博士の声が静かに響いた
『人の話無視すんじゃねぇぇ!!!!このボケナスぅ!!!!』
『ぐはぁ』
椅子が飛んできたぞ
椅子が!!!!!
『作者と言い合いばっかしてたら話が進まねぇだろうが!!!』
『……は、い…』
僕はもうすでに虫の息です
『とりあえず、コレをやるよ』
そう言って、お登勢博士は色鉛筆を僕に手渡した
『これが無かったらコンプなんて出来ないからねぇ』
『本気で手書きなんですか!!?』
『だから言ったじゃねぇか…』
どす黒い声ですごむ博士
ごめんなさい
もう口答えしません
『じゃ、そこの3つのボールから何か1つ持っていけ』
そう言って博士は隣の机の上を指差した
机の上には3つのボールが雑に置かれている
1つ落ちそうですよ博士。
『あ、銀モンですね!!ようやく本場って感じがしてきたなぁ…』
僕はしみじみしながらボールを眺める
『博士』
『何だいメガネ』
『メガネって…。まぁ、このボールにはどんな銀モンが入ってるんですか?』
『テメェから右が………』
そう言って言葉を切る
『右が?』
『やっべ。さっきグチャグチャに置いたからドレがドレだかワカンねww』
博士がギャルっぽくなった!!!
『とりあえず適当に選んで連れていけ』
『アバウトだなオイ!!これからのパートナー運任せ!?』
『あぁ!??』
『ごめんなさい…』
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