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家を出て、すぐ目の前の結構立派な家へ歩く
ガララっ、と戸を引いて、中へ入るとお登勢博士は鬼の形相で待っていた
『おせぇんだよカスぅ』
タバコを吸いながら言うお登勢博士
『す、すみません…』
僕は一応謝って呼び出された用件を聞く
『あの…。どうして呼び出されたんでしょうか?』
ああ、と一息置いて、タバコを口から離すと、お登勢博士は当然の様に言った
『旅に出ろ』
『え?』
『旅に出ろ』
『は?』
『眼鏡叩き割るぞ』
『……ごめんなさい』
悪くないのに謝ってしまった僕。
いや、でも事態が把握出来てないのは少なからず僕だけではないよね
コレを読んでる読者様も事態を把握出来てないと思うんだよね
作者、コレ展開速すぎじゃね?
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