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『ほらよ』
投げるように渡されたのは何の不思議もない普通のノート
それも数十冊ある…
その一冊一冊には、油性ペンで
『銀モン図鑑』
とキッタナイ字で殴り書きされていた…
『いやっ、コレ何ですか?』
『銀モン図鑑』
『いや、名称は分かります…。僕が聞きたいのはコレを何に使うのか、と言う事です…』
大体予想は着くんだけど、先を聞きたくない!!
『銀モン捕まえて、その図鑑をコンプリートさせるんだよ』
『えーっと、あ!!分かりました!捕まえたら自動的に登録されていくハイテクな図k』
『テメェが手書きでやるんじゃあああああああ!!!!!!!!!!』
『グホォッ!!』
いきなり博士から鉄拳を食らわせられ、僕は鼻血を振り撒きながら宙へぶっ飛んだ
『世の中甘く見るんじゃねぇよ!!』
すごい形相のお登勢博士に怒鳴られる僕
『世の中にはなぁ段ボールをマイホームと呼んで暮らしてる侍もいるんだよ!!!!』
どっかで聞いたぞこの言葉!!!!
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