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学校に着いた俺は、信じられないくらい体が軽かった、昨日のことが嘘みたいだな
「ついついスキップになっちまうぜ♪」
俺は廊下をスキップしながら教室に向かった、まさに最高の気分だぜ!
「スキップ・・・・・きも・・・・・」
「ッ!てめぇは!」
目の前にいたのは、あの憎たらしいくそガキだった、この最高の気分を一瞬にして最悪にしてしまう
本当に最悪なガキだ
「何に浮かれているのかしらないけど、気持ち悪いからやめてよねまったく」
虫けらを見るような軽蔑の眼差しを向けてくる
俺はこの生意気なくそガキの顔を睨みつけた
「ふざけるなよガキが、てめぇみたいな奴に言われたくねぇんだよ!」
「よく言えるわね、変態のくせに」
こいつ、どこまでもひきずりやがって
あれはもう終わったことってのに
「お前、随分根に持つタイプだな・・・・・鬱陶しい」
「人の胸触っといて、普通根に持つでしょ!」
こいつと会話してても意味ねぇな、俺は無視して教室に向かうことにした
「ちょっと、逃げる気!」
無視無視、こんな奴の言葉なんか聞こえないっての
俺はソッポを向いて歩きだした
だが・・・・・
そう簡単には逃げられなかった
「コウ!沙耶香いじめたらダメよ!」
ヒナノは俺のネクタイを掴んで言ってきた
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