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「ヒナノ・・・・・随分とあのガキに構うじゃねぇか」
「コウがいじめるからでしょ!」
「いじめる?冗談じゃないっての、あのガキが因縁ふっかけて来たんだろ」
俺は全力で拒否する、元々はこのガキが悪いんだからな
俺は絶対謝らねぇぞ、死んでもな
「ちょっと!」
誰かがケツを軽く蹴ってきた、まぁ誰かは言うまでもないがな💢
「なんだガキ💢」
「さっきからガキガキって、私にはちゃんと名前があるんだから!」
腕組みをして偉そうに、ガキはガキだろうが
「悪かったなガキ、名前なんだったっけか?」
「くっ・・・・・私はあや・・・・・いや、沙耶香よ!」
・・・・・あれ?今確かに違う名前を言おうとしていたな
「なんだ?お前まさか偽名でも使ってんのか?」
「なっ!ばっ!違うわよ!」
冗談で訊いたんだが、何かを隠してるみたいに思えるが・・・・・
「こらコウ!」
「痛っ!いきなり頭殴るなよヒナノ」
「コウがいけないのよ、早く仲直りしなさい」
さすがだな、言うことが委員長ぽい
って委員長だからか💧生徒会副会長殿
「謝る気もないし、仲直りする気もない」
「私も、こんな変態と仲良くなんてするつもりないわよ」
「んだとこのガキ!」
「もう!やめなさい二人とも!」
止めに入るヒナノ、朝からかなり目立ったことしたけど
俺は一生こいつと仲良くなれない、それだけは確実にわかった
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