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「どお言うことだよ?有沢が入院って」
「今年の春、私たちが二年生になった日に大きな事故がありました。車同士の衝突事故・・・・・それに巻き込まれた女子生徒の名前が、有沢沙耶香です」
「人違いだろ、あいつはちゃんと生きてるし・・・・・あるいは退院したか」
「そうだと、良いんですけど・・・・・」
・・・・・・・・・・
・・・・・
朝起きて、最初に頭に浮かんだのが昨日のことだった、清水が嘘をついているとは思えない
だが有沢が入院しているとも考えられない、確かにあれは普通の人で、幽霊なんかじゃないしな
「退院したに決まってる・・・・・」
俺は、そう思うことしか出来なかった
っとその時
ドアをノックする音が聞こえた
「・・・・・はい?」
「あの、起きてるお兄ちゃん?」
ドアを開け、顔を覗かせるレイ
「起きてるよ・・・・・」
「元気ないけど大丈夫?」
「元気がない?心配ない、俺は頗る元気だ」
今はレイにこんなことを話す意味はない、せっかくのパーティーだしな
それに・・・・・
レイのその仕草に、元気百倍!
まさに可愛さMAXだぜ!
「さてと、変なこと考えずにさっさと仕事終わらすか」
「仕事?クリスマスなのに仕事あるの?」
パソコンに向かう俺に訊いてきた、レイはあまり俺の仕事のことは知らない、まぁ俺が教えなかっただけだけど
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