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「ケツがぁ!」
あまりの痛さに、俺はフローリングに両膝をついて倒れた
かなりの痛みが走る、それはまさに電流のような痛みだ、一年の時に鬼松にビンタ食らわされたのを思い出すぜ・・・・・
って・・・・・
「いきなり蹴るなよ!しかもお前今まで加減してたな!」
「当然よ、まだよく知らない奴に強く蹴って、そいつがMだったらどうするのよ」
痛みで涙を流しながら訴える俺に対してその態度、やっぱこいつとは仲良く出来ねぇ💢
「コウも悪いのよ、せっかくのパーティーなのに沙耶香をほったらかしにするから」
「ヒナノ・・・・・ほったらかしにって、俺はなんだ?母親か?」
ボケてみたが、お気に召さなかったのか、ヒナノは俺の目の前に立って腕組みをすると、見下ろす形で言った
「主催者ってことよ、平等にかまってあげなさい」
「平等って・・・・・レイ以外は虫けらなのにか?」
「その発想をやめなさい!」
ヒナノの鋭い蹴りが、俺の顔面に直撃する!
吹き飛ぶ俺は仰向けに倒れた、痛くて気を失いそうだが、蹴りを受ける瞬間何かが見えた気がした
「うう・・・・・蹴られる瞬間、薄い水色が見えたような・・・・・」
「頭から消せぇ!」
さらに強い蹴りが綺麗に決まった・・・・・
あぁ・・・・・俺ここで死ぬんだ・・・・・
楽しいクリスマスの夜
俺は見知らぬお爺さんと川を渡ろうとした夢を見た・・・・・
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