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「お前!気持ち悪いってなんだよ!人がせっかくお礼言ってるってのによ!」
「おっ、お礼言うくらいならまず謝ってよ!」
くっ・・・・・やっぱこいつはこいつか、一瞬でも気を許した俺が悪かった
レイがいなかったらぶち殴ってやるところだったのによ!っと思っていた時だった
有沢は隠していた左手を突き出した!
いきなり先制パンチかしゃんなろー!
「はい、これ・・・・・」
「えっ・・・・・なに、これ?」
有沢の左手には、小さな包み紙があった
「何って、プレゼントよプレゼント!ヒナノたちのは下にあるから直接もらいなさい」
「プレゼント・・・・・それじゃあの箱は」
昼間に見た有沢が抱えていた箱の中にプレゼントが入っていた、そう納得は出来たのだが
一つ疑問が思い浮かんだ
「・・・・・って!でかい箱を担ぐ意味あったのかよ!紛らわしい!」
「みんなのプレゼントも入ってたのよ!あんた一人にあげるわけないでしょ!」
「なっ・・・・・生意気な💢」
最悪だ、最悪なクリスマス・・・・・になったように思っていた
でも・・・・・
違っていた
このムカツク気持ちさえも、昔とは違っていた
やっぱり、俺は変わったのかもしれない
少しずつ・・・・・少しずつ・・・・・
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