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休みとは短いもの、あの夏休みでさえも短く儚い
冬休みなど無いに等しいとも言える
「もう今年も終わりか・・・・・まぁ、それなりに今年は楽しかったけど」
こたつの中でぬくぬくと新年を迎えることとなった、レイがこの場にいないのが残念だが
まぁ仕方ないか、疲れたようだしな
クリスマスの日からか、レイはあまり俺と顔を合わせなくなってしまった💧
少し悲しいが・・・・・
あの時のことを思うと、今は距離をおいて正解なのかもしれない、あの後の言葉は・・・・・
「兄妹としての好き、俺はずっとそう思ってる、でももし・・・・・違ってたら」
色々と考えてみたが、今はそっとしておこう
別に面倒とかじゃない、気まずくなりたくないしな、俺のハーレムのためにも!
そんなことを考えていると・・・・・
だんだん意識が薄れていく・・・・・
目の前が・・・・・暗くなっていった・・・・・
聞こえるのは、大嫌いな男の声・・・・・
ずっと俺を怒鳴っている・・・・・
「本当使えないなお前は!」
その男を必死に止める女、何度も男に殴られながらも、必死に幼い俺とレイを守っている
俺の背後には、俺の服を震える手で掴んでいるレイがいた
怯えるレイを、俺は守ることが出来なかった・・・・・
情けない、情けないな俺は・・・・・
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