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生徒会室にいたのは、美少女2人。どちらも本校の制服を着ている。
??「あ、じゃあこっちに来たらいいよ」
「いやいつも通りこっちで食べるよ、音姫姉さん」
先に声をかけて来たのは幼い雰囲気の、頭の後ろにリボンを付けた俺の姉的存在。朝倉音姫、お姉ちゃんぶるのが大好きな一応この学校の生徒会長。補足するとHなのは大っ嫌い
音姫「お姉ちゃんの隣はいや?」
「いやじゃないけど」
??「はは~ん、さては二号君。何かやましいことでもしたのかにゃ~?」
ニヤニヤと笑うのは、ショートの運動が大好きな生徒副会長。高坂まゆき、走り高跳びが全国区のアスリート。俺は少し苦手だったりする。
音姫「…隼斗君?」
「神に誓って、何もありません」
音姫「隼斗君は無宗教だったよね」
まゆき「っていうか、さっき水越先生にあったよ。二号君が保健室にいるとかグチっていたよ」
音姫「えっ、隼斗君どこか調子悪いの?もしかして左目がまた」
「大丈夫だよ、音姫姉さん」
左目を眼帯越しに触れられたがその手を掴んでやめさせる。
まゆき「そうだよ音姫、何てったって二号君は午前の授業をサボりたかっただけ何だから」
「余計なことは言わないで下さい」
まゆき「否定はできないでしょ」
「それは………、ってしまった!」
音姫「………隼斗君?またしたの?」
背後に鬼がいます!だれか助けて下さい!
そんな俺の心の声を聞いてくれる神がいるはずもなく、音姫姉さんの説教を昼休み終了のチャイムまでくらっていた。
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