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「で、実際何があったんだ」
奏「その、実は今朝ホームルームがあったんですよ。そこでクリパの案を決めることになりまして、案が2つ挙がったのですが投票を行ったのですが意見が割れてしまって」
「なるほど、俺がいないから決まらないと」
??「ふふ、結果はわかりきっているがな」
??「隼斗も当然、お化け屋敷だよな」
「…………いたのか大小コンビ」
大「だからトイレの水洗レバーみたいに呼ぶな!」
小「っていうかセリフのところが大と小で表示されているし!」
約一名異次元的発言をしているが無視して人物紹介をしておこう。
大は大森一(おおもりはじめ)不本意ながら友人の変態。背が高い。クラスの人身御供その1
小は鈴木小太郎(すずきこたろう)クラスの犬。チビの変態。人身御供その2
「で、何が挙がったんだ」
奏「お化け屋敷と自作映画鑑賞ですよ」
「そうか、では大小コンビは何を選んだ?」
大「もちろん、お化け屋敷だ」
小「暗闇の中で大好きなあの子と………グフっ」
「不純だな」
大・小「言うな!」
「自作映画は猪鹿蝶だな、わるいが却下する」
円「何故!?」
るり「っていうか、勝手にアタイらと決めつけるな!」
まきえ「確かにるりは反対だったわね。で反対意見を聞かせてちょうだい」
「ま、時間がないという理由だ」
まきえ「それならもうすでに出来てるから問題ないわ」
「………内容を見せろ」
まきえ「安心して、あなたの学園ライフを描いた健全な映画だから」
「盗撮映像を公開させる訳無いだろ!つーか賛成したやつら起立!」
俺の掛け声にクラスメイトが立ち上がる。
「おい、全員女子かよ」
円「人気があってよかったじゃない」
「辱めたいだけだろ」
俺はいつになく落ち込むのだった。
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