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つくづく変な奴だと思う。 「あ、そうやった。ほんまやな。俺、今日はバイトの日や~」 「俺も、仕事があるんだよ。もう行くからな。早く朝ご飯食べて、出かける支度しろよ」 そう言い残して、卓は出勤するため玄関へと向かった。 その背中を見遣って、アリスはくふくふと嬉しそうに笑った。 卓の望みは、アリスが早く起きることだった。
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