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俺のちゃめっ気たっぷりの脳細胞達が破壊し尽くされる前に、彼女には起きて服を着て貰わねば。
そっと俺はすやすや眠る眠り姫の顔を覗き込む。
明るい部屋で見る彼女はやはり美少女そのものだった。
年の頃は15~6歳と言ったところか?
どこのシャンプーを使ってるんですか?ってくらいサラサラでいい香りの髪。
胸こそ無いが、華奢な体からスラッと伸びた手足。
そして長いまつげに通った鼻筋、薄紅色の唇は例外なく男を魅了するだろう。
……いかんいかん、男たるもの紳士でなければ。
「あの~、大丈夫ですか?起きて下さーい」
大きな瞳がぱちりと開いた。
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