叙情的崩壊と月夜

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「ったく、もぐもぐ、仕方ないなぁ。」 コイツ全部たいらげやがった。 「私は大悪魔アイナ・イグナス・ベルフェゴール・アストモフィア様よ!!」 ふむふむ 「ある目的があって地獄から地上に来たの」 ふむふむ 「でも私達悪魔や天使達は地上に来ても、ある条件をクリアしないと力を発現する事が出来ないの。神が定めた法だからね」 なるほどね。 悪魔さんや天使さんにバンバン出てこられたら人間びっくらこくもんね。俺みたいに。 ってか天使もいるんだ。 「その条件ってのは地上の人間と契約して地獄から悪魔としての力を召喚される事、だから私はアンタと従属の契約を交わしたの」 へー ん!? 「従属って?」 「私の為に馬車馬の如く働きますって契約だけど?」 あんびりばぼー
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