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「優曇華、あなたそんな事思ってたの?」
師匠は最後まで話を聞いてくれた
ずっと扉越しに
「はい、私この目のせいで、師匠やてゐ、姫様にイナバ、皆に嫌われる、なんて思ってたんです。それで一人不安になっていたんです…。」
するといきなりドアが開き
「全く…、バカにも程があるわよ?優曇華、その目の事をわかった上で姫様はここに住まわせた、私もあなたを弟子にした、だから、そんな心配しなくていいのよ……、私はあなたが心配なんだから」
と言う声と共に何かに包まれた
…師匠だ
師匠が介抱してくれてる
「……ありがとうございます…、師匠……大好きです…」
私は師匠の腕の中で
今まで以上に泣いた
不安な涙じゃない
幸せな涙
これからも
この幸せが永遠に…、ずっと…、続く事を…願っています…。
fin
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