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そう言うと、桜子は何処かへ走り去った。
「アイツ、何処に行ったん?」
桜子が走り去った方を見ながら刀也に質問する。
「一旦、家に戻ったんだよ。
着替えたいんじゃない?」
「…」
銀太は考えた。
此処は刀也の家の敷地内やろ?
一旦、家に戻るんやったら何で門を潜ったんやろか…?
……チ~ン!
「…分かったぁ!」
「うわっ!?
何?
いきなり大きな声出したらビックリするじゃないか!?」
「フフフ…どこぞのトンチの効いた坊主バリに閃いたぞ?」
自信満々の銀太の表情に軽く恐怖を覚える刀也。
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