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「で?
何を閃いたの?」
「鏡が家に帰るのにお前の家の敷地内に入った理由…それは、お前の家の敷地が広過ぎて遠回りせんと家にたどり着かんからショートカットしたんや!」
刀也を人差し指で差し、自信満々で自分の推理を発表した銀太。
しかし…
「違うよ?」
「何ぃ!?」
しれっと答える刀也にオーバーリアクションを取る。
「じ、じゃあ…何で?」
「ウチの敷地内に鏡の家があるからだよ。」
「はっ?」
刀也の説明によると、敷地内には桜子の家だけではなく、五つの親戚がそれぞれ家を持ち、住んでいるそうだ。
「…どんだけ広いねん…」
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