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二時間後
井戸端チャットに久美は飽き始めた。チャットの話題が、久美にとっては興味が無かったらしい、そして
「まだ、少し時間があるけど、話題がつまらなくなって来た
落ちて、自分のページの更新でもしようかなぁ~」
とチャットを落ち、自分のホームページにアクセスしようとした
「んっ!居るかなぁ~あいつっ?
ちょっとだけ、ちょっと
覗くだけ覗いてみよ❤」
とあのページ、ツーショットチャットのページに久美は、アクセスをした
ページが開く。そして、アピール欄をスクロールし始めた
と久美は何かを見つけると、顔がにやついた
「居たっ、居たよ
へぇ~~
でも、アピール文句は、一緒だ
面白い、どんな奴だろう
爆笑~」
と笑いが吹き出した。そして、そいつのプロフィールをアクセスしようと思った瞬間、久美の心が躊躇った
「もし、プロフィールをクリックして好意をもったらどうしよ❤
それは、マリオネットと二股になると言う事なるのかなぁ~?
困るなぁ~~
現実じゃ、こんな事が無いのに・・・
正樹も入れて、三人目❤?
それは、それで嬉しい事だけど・・・
三人共、破局になる可能性だってあるしぃ~
マリオネットと破局になってからだって遅くはないよね
でも、今、アクセスしないと遅いかも・・・」
と思いが交錯し始めた。すると、久美は決心したかのように、そのページを閉じ、自分のホームページにアクセスをした
久美は、その日から、ぐっすり眠れない夜が続いた
「これが、本当の私?
これが、まさか!
最低のだわ、私って」
と言う、理性の所為で・・・
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