天明の異端児と天明の麒麟児

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不良Bにしっかりと説教と体罰を して俺と春川は学校に帰ろうと 不良AとBに背を向けた。 すると殴られて倒れていた 不良Aが起き上がり、迫ってきた。 狙っているのは春川。 「くらえ! 糞女がぁ! 」 春川は突然の攻撃に対応できず 動けなかった。 喧嘩に慣れてる俺は無意識で 体が動いた。 春川をかばって殴られる。 「高杉君!? 」 「へへへ……。 次はお前だ女……」 不良Aの会心の一撃は 予想以上に強力で俺は立てない。 だがこの状況が春川を本気に させてしまう。 「…………い」 「あ? 何か言ったか……? 」 春川 茜の本性。 それは彼女の表の顔とは真逆。 優しさはゼロになる。 代わりに……。 「許さない! このゴミ野郎! 」 超が付くくらいドSになる……。 春川が不良を一撃で殴り倒す。 不良は全く状況が理解出来ない。 ただ殴られ続ける。
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