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次々と襲い掛かる不良軍団。
その攻撃を受けながらも
必死に応戦した。
「はははは!
苦しめ、高杉 亜紀!
地獄と屈辱を味わいやがれ! 」
「……黙れ。
そして逝け、ハゲ」
不良の波が少しずつ少なく
なっていく。
動ける不良の人数が減るのに
比例して、石垣の顔から
脂汗が出る。
「な、なななな……? 」
不良の中には高杉の気迫に
怖じけづいて逃げ出す者もいた。
そして、ついに約20人いた不良が高杉の力と気迫で全滅した。
「次は……お前だ」
「た、高杉!
…………ん? 」
気づかれただろうか。
何とか不良達を撃退したが
正直もう立っているのも辛い。
怯えていた石垣に余裕が戻る。
「何だよ……。
もう限界みたいだな、高杉? 」
「うるさい……」
石垣が近寄ってきた。
先制攻撃を仕掛けるが石垣は
簡単に避けてしまう。
「今の状態のお前なんか
超楽勝だぜ……! 」
石垣が反撃してきた。
今の俺には避けれない。
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