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自称正義の味方の姿が
はっきりと確認できた｡
｢優しい顔は表の顔！
春夏秋冬レッド､春川 茜！ ｣
｢正直な気持ちをぶちまける！
春夏秋冬ブルー､夏山 莉子！ ｣
｢プリンはどうしてプリンなの？
春夏秋冬ピンク､冬木 亜希です｣
馬鹿な正義の味方が来ました｡
１人ずつ名乗ったと思ったら､
次は変なポーズを決めた３人｡
｢我らは春夏秋冬ジャー！ ｣
石垣が凍ってしまった｡
勿論､それは俺も同じ｡
何だ､その登場の仕方は｡
｢お前ら､どうして……？ ｣
｢高杉君に手紙を渡した女の子が
ここを私達に教えてくれたの｣
春川､夏山､冬木の表情が変わる｡
３人の目線の先は石垣｡
｢何だよ……｡
春夏秋冬全員が揃ったなぁ｡
高杉を潰してから迎えにいく
つもりだったんだけどな……｣
｢黙れ､馬鹿ハゲ｣
夏山は春夏秋冬以外には容赦は
しない｡
じりじりと石垣に迫る３人｡
石垣本人は余裕の表情だ｡
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