君の正夢に殺されたい

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―――――夢を見たよ ――――とびきり残酷な夢だったよ ―――――こうやって君を殺すんだ。 そうやって、貴女は僕に銃を向けた。 世界にうんざりしていた僕は素直に銃撃を受けようとしたところで目が醒めた。 自室にいた僕は夢であったことに気づいた。 嫌になった僕は君が殺してくれることを望んだ。 ドアが叩かれて君が来た。 「正夢になった夢を見たよ… とびきり残酷な夢になったよ。 君をこうして殺すんだ。」 やっと解放されると目をとじた。 パンッ 乾いた音が鳴ってゴトッと無機質な音がした。 ふと目をあけてみると 僕ではなく、君が死んでた。 何時だったか君が言ってた言葉を思い出した。 ――――君は僕 僕は君だよ。
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