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俺が泣くとこなんか
滅多に見れないんだからな。
ちょっと恥ずかしかったから
強がって笑いながら泣いてみた。
ちょっと眠くなって
目を閉じたら
お前はいつも
不安そうな顔してたよな。
もっと、ちゃんと
愛してるって
言ってやればよかったな…。
お前が好きなあの公園。
星、また見に行きてぇな。
お前が寒がるだろうから
俺が暖めてやらないとな。
お前、マフラーなんか
編んだことねぇくせに…
俺なんかのために
なに、一生懸命になってんだよ。
なぁ…
俺、もうお前を抱きしめる力
本当は残ってないんだ。
本当は、ちゃんと愛してるって
言いてぇのにさ、
うまく言葉が出せないんだよ。
ごめんな。
もう、目開かねぇ…。
『幸せになれよ…。』
……あいしてる。
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