きいろ

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[チャイム音] アカリ「む・・・?誰だ?私の蜘蛛に対する愛を邪魔するのは。無粋な奴め。」 センジュ「すばらしくタイミングのいい人であることは確かです。」 アカリ「全く・・・」(上手にはける) (センジュ 没原稿を見る) アカリ(声)「リオ!久しぶり!!」 (アカリ リオ 上手から登場) リオ「(部屋を見渡して)・・・相変わらず汚い部屋だね・・・。」 アカリ「悪い悪い。今片付けるから。(紙や服を隅へと押しやり、さりげなくセンジュも押しのける)お待たせお待たせ。」 センジュ「見えないなら何をしてもいいというわけではありませんよ。」 アカリ「(センジュを無視)お茶いる?」 リオ「ううん。いい。・・・ところで、(センジュを見て)あーちゃん、あの人は誰?彼氏?」 アカリ「(リオの視線を追いセンジュを見てから、再びリオを見て)・・・見えるのか?」 リオ「何?幽霊?」 センジュ「私はしがない妖精さんです。」 リオ「へぇ・・・あーちゃん、ついに見えるようになったの?」 アカリ「・・・前から見えてるって。(ため息)あいつは、私の家に勝手に居候しに来た人間以外の何か。名前はセンジュ。」 リオ「ふうん、よろしく」 センジュ「よろしくお願いします。(リオと握手)アカリとはどういう関係なんですか?」 リオ「えっとね、幼馴染み。最近は全然会えてなかったけど・・・生まれた病院から中学までは一緒だったよ。」 アカリ「そう・・・私にとってリオは特別な存在・・・愛してるぞリオーーーー!!」 リオ「・・・。(抱きつこうとするアカリに裏拳)」 アカリ「(みぞおちに入る)おっふぅっ・・・!み、みぞ、お、ち・・・。ぐふ。(倒れる)」 センジュ「・・・馬鹿作家を友人に持つと大変そうですね。」 リオ「飽きないから楽しいよ。」 アカリ「(苦しそうに)私は・・・私は・・・痛いぞ・・・。」 センジュ「存在がですか?」 アカリ「みぞ・・・お・・・・」 リオ「(遮って)まあ、そうじゃない?」
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