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ベンチ座ってたのは、やっぱり彼だった。
しかも寝てる・・・。
もう寒いのに風邪引いちゃうよ。
「あの~風邪引きますよあのー起きて下さい」
「ぅうん・・・寒っ」
「あの~風邪引きますよ」
「誰?」
そう言って彼は私を見てくる。
「どうも、たまたま見かけたんで」
「あぁえ~と、ケーキの子だよね?」
「はい」
覚えてたんだ、私の事。それより彼は大丈夫?
少し顔色悪いけど・・・。
「じゃ~俺、帰るからありがと起こしてくれて」
「あっいえ」
「じゃ~バイバイ」
「バイバイ」
そのまま彼は行ってしまった。
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