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俺は帰ろうと思って歩いていると、何だか体がダルくなってしまった。
近くにあった公園のベンチに取りあえず座る。
・・・
・・・
・・・
・・・?
・・・なんか聞こえる?
それにしても寒い。
「ぅうん・・・寒っ」
思わず声に出す。
「あの~風邪引きますよ」
やっぱ誰かが何か言ってる。
「誰?」
そう言って俺は声のする方を向くとケーキの女の子がいた。
「どうも、たまたま見かけたんで」
「あぁえ~と、ケーキの子だよね?」
取りあえず、ちゃんと確かめる。
「はい」
やっぱり。
それにしてもヤバい位、ダルいし、早く帰らないとマジでやばいな・・・。
「じゃ~俺、帰るからありがと起こしてくれて」
「あっいえ」
「じゃ~バイバイ」
「バイバイ」
本当は彼女とまた逢えたし、話たりしたかったけど、俺には今は時間がないと分かっていた。
だから、すぐに帰った。
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