それは突然

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ラビはボケ~と自分の部屋で明後日の方向を向いていた。 「あ~ヒマさ~」 ゴロンとベッドに横になり目を閉じたその時 とっとっとっ…… 「ん?」 「急がなきゃ 急がなきゃ」 廊下に出てみると、ゴシック調の服を着て、ウサ耳&しっぽをつけた(はえた?)アレンが時計をもって外へ走っていった。 「ん?アレーン!どこ行くんさー?アレーン!!」 ヒマなので追いかけてみることにした。 でも何だかだんだん景色が現実離れしてきた……。 「何処さここは……アレーン……」 アレンを見失ってしまったラビ。 でも誰かの話し声がする。 「良かったぁ……誰かいるさ……」 声の方へ行ってみると、ティキとロードがいた。 「おーい!二人とも~!」 「ん?」 「誰だ?」 「オレだよ~ラビさ~」 「ラビ?」 ゴシック調の服を着た二人組はキョトンとした顔でこちらを見ていた。 しかしラビは二人に違和感を覚えた。 服だけではない……何かが違う。
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