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互いに沈黙が続く中、何かが地面に落ちる音が聞こえた。
その音は金属質で静かな講堂内にひどくよく、響き渡った。
しかもその音は反逆者達の近くから聞こえた。
彼らの中の一人が、すぐに見つけだす。
まるで希望の光を見つけたかのように、瞳を輝かせている。
「離せ! 離しなさいよ! この薄汚い平民風情が!」
腕を掴まれて姿を現したのは、この学校の生徒だった。
一瞬だけ見たことがある。
エルはこの学校に来て、おおよそ彼女の事が印象に残っている。
理由? さぁ。多分本人にも分かっていないだろう。
恐らく彼女の執着心が強かったからだろう。
いや、委員長に似ているからかもしれない
「アイラ!」顔見知りだったシルノが、叫び声を上げる。
「こいつがどうなっても良いのかよ。こんな事が出来ちまうんだぜ?」
アイラの腕を掴んでいた男が、まだまだ発育途中の控えめな胸をもみしだく。
「んっ、あッ! やめて、やめなさいよ!」
悲痛な叫び声を上げる少女。
おお、どうやらシルノとは違って、それなりに胸があるらしい。
という事はシルノが幼女体系なだけなのだろうか? 非常に関係のない事ではあるが。
(また、無意味に卑猥な事を……中学生じゃあるまいし。ああ、そうか。これが生殖本能とかそんな奴か。追い込まれると自分の子孫を残そうと必死になるという……成程……)
そんな非常に的外れでどうでもいい事を考えていると、アイラの制服が破かれる。
やはり若干未だ控え目ではあるが、ふくよかな乳房を覆い隠す白い下着が丸見えになる。
スカートは未だ無事だ。
まぁ、エルとしては此処でストリップ、そして本番、というのも悪くないが。
別に殺そうと思えばいつでも殺せるし、そもそもちゃんと指示を聞いていなかったあの娘が悪い。
助ける義理も義務も存在しない。ましてや、命を奪われないだけでも、十分ましだと思って貰いたい。
とうとう、ブラをずらし男の手が穢れを知らない乳房を直接触れた。
これを見ても黙ったままだ。
正直……エルにとっては冥土の土産として、触らせてやろう、という気分だ。
別にどうだっていいし。
桃色の突起を片手で弄りながら、もう片方の手がとうとう下半身まで伸び始めた。
「いやっ! やめてっ! そこだけは!」
悶えるように暴れ、その手を振り払おうとするも、男二人がかりで取り押さえられてしまえば、無意味な事。
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