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零夜が笑うと、男の仲間であるはずの女が銃を男に突き付けた
驚いて目を見開く男
そんな様子を見て、女の口角がかすかに上がった
「お前…何をしているんだ?さっさと銃を下ろせ!」
「ご冗談を…私はあなたの仲間になるまえから、零夜様の仲間なのよ…ねぇ?樹様」
倒れている樹に目をやると、ピクッと指が動いた
「お芝居、ご苦労様です」
「…疲れたぁ」
頭の傷を押さえながら立ち上がり、ゆっくりと立ち上がる
口についた血を拭い、顔が青ざめた男に近づいた
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