‡Chapter.1‡~ひょんなこと~

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夜、秀行は長尾達哉に電話した。 秀行「とゆーワケなんだよー。」 達哉『それなら私の方にも来ましてね、彼らはC市の奥ヶ原芸術大学のゲームサークルのメンバーだったそうですよ。たった2年くらいでしたが、意外と気のあうメンツだったみたいですよ。』 秀行「事故死したのは女会長の杉森鈴子さん。雪山で仲間と遭難して、結局助からなかったですって。妙ですよね。他のみんなが助かって、杉森さんが助からなかったなんて。」 達哉『それより、メンバーが集まるのは白雪スキー場ですけど、行きます?』 秀行「仕事ないよりマシだから行く。」
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