‡Chapter.3‡~純白の悪魔~

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その後ろでは秀行と丹沢が一緒に乗っていた。 そこで。 秀行「あの九条さん、何故丹沢さんにこだわるのか、何か心当たりは?」 丹沢「ないけど。だけど、俺が高1の頃、転校してきたのが始まりだった。最初は話し掛ける程度だったけど、気付いたら俺の毎日に必ず現れるようになったんだ。大学が一緒になったのは偶然だけど、入学式でかなり喜んでいた。」 秀行「問題は何故九条さんが丹沢さんにこだわるのか、そして何がそうさせたか、ちょっと調べてみるよ。パソコンつなげて、九条さんのブログを見てみる。」 丹沢「すまないな。」   その後ろにて、宏樹と神代が同じリフトにいた。 宏樹「あの九条って奴、丹沢のことベタベタしてくるよな。何でなんだ?」 神代「それがよくわからないんだ。兄弟とか従兄弟ならともかく、赤の他人のハズなのに。」 宏樹「アメリカでは同性愛がよくあるんだが、今回はそういうパターンかもしれない。よくあることだ。」 神代「だといいが。」
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