‡Chapter.3‡~純白の悪魔~

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宿舎に戻った秀行たちがこのことを話すと、みんなは絶望的になった。 白木「我々は、閉じ込められたと言うことか?」 知光「僕達にはどうにもできないのか?」 長谷川「できるワケないでしょうよ。」 長谷川は煙草をふかした。 知光「しかし、可能性は…!」 長谷川「無理だね。自然というのは単純じゃないさ。この大自然において、人類が勝ったなんて、理論上ありえないものよ。」 一条「難題が始まったな。」 醍醐「じゃあ、今のうちに有村さんを殺した犯人を見つけなきゃ!」 住屋「あぁ、次の死者が出ないうちに……な。」 醍醐「え?」 六条「また誰か死ぬの?」 琢人「マジかよ。」 小塚「死亡推定時刻は割り出さないのですか?」 宏樹「死体は冷気にさらされて凍ってるから無理だ。」   この日、みんな解散ということで、みんな部屋に戻った。 秀行たちは2日間に起きたことを確かめた。
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