‡Chapter.4‡~吹雪の城~

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みんなは星野の部屋をノックしてみた。 一条「星野、起きろ。」 しかし、返事すらない。 そこへ、白木が合鍵を持ってやってきた。 白木「星野さんは?」 鬼束「全然反応しない。」 そこで、鍵をこじ開けた。 そして、ドアを開けた瞬間、みんなは息を呑んだ。 星野の部屋は、無人だった。 秀行「どうなって…?」 窓は開け放たれてある。 ふと、長谷川はあることを思い出した。 長谷川「そういえば、この部屋の真上って確か、209ですよね。」 白木「えぇ。」 達哉「誰も使ってない…ということは!」 全員は209へ急いだ。 長谷川はドアノブに手をかけた。 すると…。 長谷川「あれ?開いてる!」 何故か鍵がかかっていなかった。そして、開いたと同時に全員は凍り付いた。 無人の209で、星野政吉の変わり果てた姿があった。 既に生気もなく、天井から彼の首に巻き付いているワイヤーが鈍く光っている。
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