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みんなは星野の部屋をノックしてみた。
一条「星野、起きろ。」
しかし、返事すらない。
そこへ、白木が合鍵を持ってやってきた。
白木「星野さんは?」
鬼束「全然反応しない。」
そこで、鍵をこじ開けた。
そして、ドアを開けた瞬間、みんなは息を呑んだ。
星野の部屋は、無人だった。
秀行「どうなって…?」
窓は開け放たれてある。
ふと、長谷川はあることを思い出した。
長谷川「そういえば、この部屋の真上って確か、209ですよね。」
白木「えぇ。」
達哉「誰も使ってない…ということは!」
全員は209へ急いだ。
長谷川はドアノブに手をかけた。
すると…。
長谷川「あれ?開いてる!」
何故か鍵がかかっていなかった。そして、開いたと同時に全員は凍り付いた。
無人の209で、星野政吉の変わり果てた姿があった。
既に生気もなく、天井から彼の首に巻き付いているワイヤーが鈍く光っている。
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