scene3

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僕は二人に『真実』を話す。 「浜崎君、率直に言う。よく聞いてくれ。信じ難いが君は………『タイムスリップ』したんだ。このアメ玉の力によってね」 「タ………タイムスリップ!!?」 二人は声を合わせて驚く。 それもそうだ。 本来なら絶対にありえないことなのだから。 僕は話を続ける。 「このアメは【時】【心】【飛】の3種類………。おそらく【時】のアメは食べることにより、タイムトラベルが可能となる………。ならば、このアメはどうだろう」 僕はそう言って、袋の中から【心】のアメを取り出し、封を切って口に入れた。 「お……おい高野………!!」 笹山君が止めに入るが、僕はお構いなしだ。 『心』という一文字から推察されるこのアメ玉の能力。 やはりそれは僕の予想通りだった。
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