第2章: エルの楽園

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「ねえ。パパ」 エリスはボロボロになった薄い毛布にもぐりながら、父親に言った。 「何だい、エル?」 アビスは部屋の隅の木箱から立ち上がり、エリスの側に移動した。 「明日は...何の日か、知ってる?」 白い息を吐きながら、かすれた声でそう言った。 「...明日?」 「そうよ。エルのとっても大事な日」

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